【開発裏話】AI時代のシステム開発|私を支えた4つの「相棒」たちとの格闘記録

「業務システムを自作しました」と言うと、「すごい!プログラミングがペラペラなんですね」と言われることがあります。
しかし、実態は少し違います。

今回の開発は、エラーとの戦い、そして新しい技術との終わりのない格闘でした。
私が作り上げた「NSRA-KEIRI」システムは、私一人の力ではなく、4つの強力なツール(相棒)が連携して動いています。

今回は、非エンジニアの私がどうやってシステムを形にしたのか。その裏側にある「Python」「Django」「PythonAnywhere」そして「Gemini」の役割について、分かりやすく解説します。

この記事の目次

  1. 基礎となる言語:Python(パイソン)
  2. 骨組みを作る:Django(ジャンゴ)
  3. 世界へ公開する場所:PythonAnywhere
  4. 最強のガイド役:Gemini(AI)
  5. まとめ:AI時代の新しい開発スタイル

1. 基礎となる言語:Python(パイソン)

まず、すべての基礎になっているのがプログラミング言語「Python」です。
家づくりに例えるなら、「木材やコンクリートといった材料そのもの」です。

Pythonは、AI(人工知能)開発やデータ分析によく使われる言語ですが、実は「読みやすさ」が最大の特徴です。
「もし(if)、在庫が(stock)、0なら(== 0)」のように、英語を読むような感覚でロジックを書くことができます。

今回の開発でも、「在庫連動」や「PDF出力」といった複雑な計算処理は、すべてこのPythonが裏で働いています。


2. 骨組みを作る:Django(ジャンゴ)

Pythonが「材料」なら、Djangoは「建築キット(と道具箱)」です。
材料だけあっても、一から柱を削って家を建てるのはプロでも大変です。そこで登場するのがDjangoという「Webフレームワーク」です。

Djangoには、Webアプリに必要な機能があらかじめセットになっています。

  • ログイン機能(セキュリティ)
  • データベースとの連携
  • 管理画面(データを裏から見る画面)

「ログイン画面を作りたい」と思ったら、一からコードを書くのではなく、Djangoが持っている「ログイン機能のパーツ」を呼び出すだけ。
私が今回、短期間で高機能なシステムを作れたのは、このDjangoという強力なキットを採用したからです。

3. 世界へ公開する場所:PythonAnywhere

PCの中でシステムが完成しても、それだけでは誰も使うことができません。
インターネットを通じて、スマホや他のPCからアクセスできるようにする必要があります。
そのための「土地(サーバー)」として選んだのが「PythonAnywhere」です。

通常、サーバー構築は非常に難解で、黒い画面にコマンドを打ち込み続ける「エンジニアの聖域」です。
しかし、PythonAnywhereはその名の通り「Pythonを動かすこと」に特化したサーバーです。

難しい設定の多くを省略でき、作ったDjangoアプリをそのまま「ポンッ」と置くだけでWebサイトとして公開できる。
この手軽さがなければ、私のシステムはまだ私のPCの中に眠ったままだったでしょう。

4. 最強のガイド役:Gemini(AI)

そして、今回の開発で最も重要な役割を果たしたのが、AIパートナーである「Gemini」です。
家づくりに例えるなら、「隣に座って常にアドバイスをくれるベテラン建築士」です。

開発中、私は何度もエラーという壁にぶつかりました。

  • 「画面が真っ白になった」
  • 「データベースの更新が反映されない」
  • 「AdSenseに有用性が低いと言われた」

そんな時、私はGeminiに相談します。
するとGeminiは、「それはPythonの書き間違いです」「Djangoの設定をこう変えてみましょう」「サーバーのログを確認してください」と、的確な答えを返してくれます。

私が「やりたいこと(要件)」を伝え、Geminiが「書くべきコード(実装)」を提示する。
この二人三脚があったからこそ、未経験の壁を乗り越えてシステムを完成させることができました。


まとめ:AI時代の新しい開発スタイル

今回、私が格闘したのは、これら4つのツールを「どう組み合わせるか」という点でした。

プログラミングをすべて暗記する必要はありません。
「何を作りたいか」という情熱(人間)と、「どう作るか」を知っているAI(Gemini)
そして、それを形にするPythonとDjango、公開するPythonAnywhere

これらが揃えば、個人でも本格的な業務システムを作り上げることができます。
もし、「自分には無理だ」と思っている方がいれば、ぜひこの「AIとの二人三脚開発」に挑戦してみてください。

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